過去ログ - 【艦これ】提督たち「ユウジョウカッコカリ?」【物語風プレゼンPart1.5】
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134: ◆G4SP/HSOik[saga sage]
2015/04/11(土) 20:15:40.24 ID:Q97NpYj00

金木「………………」

石田”「……どうした?」

金木「いや、石田少将もパパらしいところは見せるんだなって」

石田”「――――――『パパ』だと? 茶化すな」

石田”「この娘にはこうすることが必要だから こう接しているだけに過ぎん」

石田”「こうやって人一倍 手間を掛けて世話をしなければ、敵を懐柔することなど無理難題であろう」

石田”「それが人類の敵である【深海棲艦】を【調教】するということの意味だ」

金木「へえ…………」

石田”「何だ その反応は……?」

石田”「どこへ行っても同じやり方を強いるのは阿呆のやることだ」

石田”「仮に1つのやり方を通すのであれば年月をかけて少しずつ浸透させていく他あるまい」

石田”「赤ん坊に大人としての教養や能力を求めたところで意味がないのと同じことだ」

金木「うん。それは俺もそうだと思います」

金木「でも、石田少将? 俺、思うんですけど――――――、」


金木「石田少将はこうやって『ヲシドリ』の面倒を見るのと同じように他の娘一人ひとりと話をする時間を設けたほうがいいと思いますよ」


石田”「なぜだ?」

金木「だって、石田少将って自分にはとても厳しい性格で弁解とかいちいちしないんじゃないかって思うんですよ」

石田”「…………そうかもしれんな。それで?」

金木「それで、責任をとる潔さがあるのは美徳かもしれませんけれど、自分の上司が非を抱えているとなると部下はそれだけで嫌な気分になると思うんですよ」

金木「だから、もし【元の世界】に帰れたら、――――――1日1回だけ部下の質問や要望に応える時間を作ってください」

金木「さっきも言ったように、その時だけは一人ひとり丁寧に『ヲシドリ』と同じように接してあげてください。同じ時間を共有してあげてください」

金木「それで石田少将はこれまでよりもずっとやりやすくなると思いますから」

石田”「…………非効率なやり方に思えるが、金木の言うことだけに無下にはできんか」

石田”「いいだろう。心に留めておこう――――――いや、一度は実践してみようと思う」

石田”「…………帰れたらな」

金木「はい。そうしてください」

ヲ級”「ヲヲヲー♪」スリスリ・・・


―――

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