過去ログ - 【艦これ】提督たち「ユウジョウカッコカリ?」【物語風プレゼンPart1.5】
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151: ◆G4SP/HSOik[saga sage]
2015/04/11(土) 20:33:03.96 ID:Q97NpYj00

金木「め、メガネ? 確か南蛮貿易でメガネが入ってきていたのは知っていたけど、これまたずいぶんと現代的な――――――しかも緑色の額縁か」

石田”「それは霧島のだ!」

金木「え!?」

石田”「おい、これをどこで見つけた?!」クワッ!

千狐「ちょ、ちょっとこ、怖いの……、石田さん」

やくも「白紫池の北の辺り――――――」

石田”「よし、ならその辺を重点的に――――――!」

金木「待った! 石田少将!」

石田”「!」

金木「石田少将、これだけは今 確かめておきたいのですが――――――、」

石田”「何だ?」


――――――【艦娘】って飲まず食わずで何日 平気でいられますか?


石田”「…………あ」

金木「どうなんですか?(よかった! これで根本的な間違いに気づけたようだ……! でも、これから何をどうすれば――――――?)」

石田”「しまった! 俺としたことが――――――!」ギリッ

石田”「軍艦と同じだ! 出力の高い行動をすれば それだけカロリーが消耗される!」

石田”「つまり、人間にはとても背負いきれないような艤装を装着しているだけでも尋常ではないエネルギーを消耗してしまう」

石田”「だが、人間よりもカロリー効率のいい【燃料】を飲んでいるから普段は人間の何十倍もタフだが、」

石田”「補給が十分ではなくなると、次第に人間よりも強い空腹感と飢餓感に襲われて電池の切れた人形のように無気力な存在となる!」

石田”「ましてや、【艦娘】にとっては不慣れな陸地で、しかも大変な労力を強いられる山岳地帯を何日も彷徨い続けていたとするなら――――――!」ググッ

あさひ姫「どこかで力尽きている可能性も――――――!」

石田”「どうすればいい! どうすればいいのだ!?」

石田”「21世紀になっても山での遭難は生還が絶望的なものとされているのに!」

石田”「俺はみすみす貴重な戦力をここでロストさせてしまうのか!?」

金木「石田少将…………何か、何か手はないのか?」

金木「むむむ……(――――――考えろ! 少しでも可能性に繋がるものを絞りだすんだよ!)」ウーム

金木「手掛かりとなるのはこのメガネだけ――――――(う〜ん、この野外に放置されてこびりついた臭い――――――)」スッ

金木「……あれ、待てよ?」


――――――霧島のメガネは少し土臭かった。





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