過去ログ - 【艦これ】提督たち「ユウジョウカッコカリ?」【物語風プレゼンPart1.5】
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198: ◆G4SP/HSOik[saga sage]
2015/04/11(土) 21:25:50.10 ID:Q97NpYj00


石田”「そして、より正確に言えば、『艤装』の中でも『代替が利かない部位』こそが【艦娘】に本来の力を与える源となっているのだ」


金木「????」

あさひ姫「……そうでしょうね」
――――――――――――
飛龍”「………………」ジー
――――――――――――
石田”「身近でわかりやすい例で言えば、――――――飛龍の飛行甲板が『それ』に当たる」

金木「ああ、【航空母艦】だもんね。飛行甲板はイメージとしても大事だから、それはわかる」メメタァ

金木「けど、どういう意味です? ――――――『代替が利かない』? 修理や交換はできないんですか?」

石田”「修理はできる――――――欠片さえ残っていれば妖精がそこから完全修復してくれる」

石田”「そして、ほぼ物理的な手段での破壊は不可能と言っていい」

金木「え?」

石田”「飛行甲板の中でも『核となる部分』は、たとえ深海棲艦からの砲撃を受けても、」

石田”「『核』に圧縮されている蓄えられた高エネルギーによる反発で破損することがないのだ」

石田”「考えてもみろ。人の姿をしながら軍艦と同等の能力を発揮するためのエネルギーがこの米粒程度の破片に込められているのだぞ」ピッ

金木「――――――『米粒程度の破片』」 ――――――石田司令が夕飯に零して衣服にくっついていた米粒が台の上に載せられるのを見た。

石田”「ああ。それぐらいの大きさならば、この扇にいかようにも取り入れることが可能なのは実感できただろう」\勅命/

石田”「その『核』を人間の思念で反応できるほどの数を仕込んであるのがこの“勅命”の扇の正体ということだ」

石田”「だが、誰でも使えるというわけではなく、元々が【航空母艦】の『核』を使っているためにそれに準じた念のコントロールが必要になってくる」

金木「…………そうだったんですか」

石田”「これは度重なる研究によって判明した極一部だけが知っている機密事項だ」

石田”「もっとも、【艦娘】の管理は【妖精】に委任している。人間は運用だけをしているおかげで、その事実に触れられた者は本当にごくわずかだ」

あさひ姫「では、【艦娘】たちは自覚の有る無しに関わらず、この『核』だけは絶対に死守するように戦場では立ちまわっているのですね」

石田”「その通り。何が何でも『その核となる部分』だけは紛失しないように気を配るのが【艦娘】の戦いの鉄則となっている」

石田”「なにせ、【艦娘】の戦いの舞台はだだっ広い海の上なのだからな。しかも、米粒程度の大きさが普通だ」

石田”「それでも、『生まれ持った装備』とは見えない線で結ばれているのか、飛び散ってもすぐに見つけられるようだがな」

金木「へえ、よくできてるんだなぁ」



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