過去ログ - 【艦これ】提督たち「ユウジョウカッコカリ?」【物語風プレゼンPart1.5】
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◆G4SP/HSOik
[saga sage]
2015/03/06(金) 09:12:48.72 ID:vISKenEh0
金本「おい、名は何という?」
御手杵”「ああ。御手杵さ。刀身を覆う鞘のデカさが手杵みたいに見えた迫力からそう呼ばれるようになった天下三名槍の1本さ」
金本「――――――まるで自分が槍そのものかのような喋り方だな(もしや、本当に――――――?)」
金本「……お前、槍の妖精か? 付喪神とかいうやつか?」
御手杵”「まあ、それに似たようなもんさ。【刀剣男子】っていう こうして肉体を持った生まれながらの戦士さ」
金本「――――――【刀剣男子】だと?(何その、日曜 朝のヒーロータイムに出てきそうな設定のカッチョイイの! ダサいネーミングだけど)」
金本「……けど、いいな(あれだ、【刀剣男子】を“カタナオノコ”とか“ソーディアン”って読むようにすればイケてるかも)」ボソッ
御手杵”「?」
金本「っと」コホン
金本「お前が本当に【刀剣男子】だとして――――――、」
金本「なぜここに来た? なぜここに送られてきた? 差出人は誰なんだ?」
御手杵”「おっと、そう一遍に訊かれても困るぜ? これでも武器を完璧に使いこなす能力があるってだけの人間なんだからさ」
金本「…………速吸、部屋を用意してくれ。客人だ」
速吸「わかりました」
金本「……はあ、今日の稼働チェックはこれで中止だ。訓練もな。というか、さっきので十分に確認はとれただろう」
金本「あとは、片付けておいてくれ」プシュー、ガコン (台車の上で【○四】解除)
朝日「はい。おおせのままに」
金本「よっと、――――――それじゃミロク、重巡を艤装込みで一人連れてきてくれ」
ミロク「お言葉ですが、その必要はないと思いますよ」
金本「……いや、念には念を入れるだけだ」
ミロク「わかりました、提督」
スタスタスタ・・・・・・
大泊「では、武器はこちらに。オレが持ちますから」
御手杵”「おお。ありがとな、お嬢さん。でも、重いぜ――――――あれま、人は見かけによらないもんだ」
金本「いや、お前のような一般人がいるか!」
御手杵”「やっぱり頼りなく見える? そうだよなぁ……、他の二本みたいに斬ったり、薙いだりはできないもんなぁ……」
金本「………………何なんだ、こいつは? 悪意はないようだが」ヤレヤレ
金本「(しかし、――――――【刀剣男子】か)」
金本「(過去に【艦娘】の他に【魔界】の【建姫】や【乱世】の【城娘】のような存在に触れているからにはその存在性を無視することはできんな)」
金本「(それに、俺の【○四】はさっきの一般人が見せてくれたみたいな一芸――――――突くだけが取り柄の仕様だからな)」
金本「(あれを見て『あの技を盗んでみたい』という衝動が沸々と湧いてきやがる…………)」
金本「(――――――久々なんじゃないか? こんなふうに何かの影響を受けてやる気になっているってのも)」
金本「(そうだな。昔はあんなふうな必殺技に憧れて できもしないのに特訓したことがあったっけ)」
金本「(何かあの冴えない感じ、昔の俺 そっくりだな――――――だから、こんなにも燃え滾るものがあるというのか)」
金本「(――――――昔の自分を思い出しているのか、俺は?)」
金本「(……そうだ。今の俺からいろんなものを差し引かれたら、俺もまたあんな感じの一般人に戻ってしまうのだろうか?)」
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