過去ログ - 【艦これ】提督たち「ユウジョウカッコカリ?」【物語風プレゼンPart1.5】
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48: ◆G4SP/HSOik[saga sage]
2015/03/06(金) 09:17:41.96 ID:vISKenEh0

佐世保鎮守府司令長官「よく来てくれた、――――――立花夫人に立花氏」

立花「その呼び方はやめていただこうか、司令長官。形式上そうであっても私はこの男が夫であるなどと認めたわけでもない」

立花「そして、女である前に私は立花であり、誇り高き皇国の将校なのだぞ。侮られては困るな」

司令長官「っと、これは失礼した、提督」

高橋「すみませんね、司令長官。彼女、負けず嫌いでしてね。笑ってすませばいいところでも噛み付くもんですから、おっかないでしょう?」

立花「おい」

司令長官「いやいや、むしろ鎌倉時代の烈女たちというものを立花提督の姿に見たものだから、頼もしく思っているよ」

司令長官「かくいう私も若輩者でね。この歳で佐世保の最高責任者なんかやっているもんだから、」

司令長官「きみたちのような若い世代の大将が台頭してくれると、私としても気が楽でありがたいよ」

立花「それで、わざわざ私たちを5大鎮守府(通称:漢字鯖)に招いたからには何か重要な案件や特命があってのことなのだろう?」メメタァ

司令長官「まあ、その通りだ。――――――単純に5大鎮守府の中で佐世保が一番近かったからここに呼んだんだけどね」

高橋「それで、どういった案件になるのでしょうか?」


司令長官「…………大本営直属の『司令部』のことは知っているかな?」


高橋「ああ……、各方面の有名人を招いて結成されたという――――――」

立花「兼愛交利の清原提督、成金の金本提督、朗利パークの園長に、葬儀屋の石田提督――――――、か」

立花「よくもまあ、これだけの実績・清濁 問わない面々を集めることができたものだな」

立花「さぞかし、居心地の悪そうな部隊であろうな」

司令長官「実際にそうだと思う。私も清原提督と金本提督は相性が悪いように思えるし、朗利提督と石田提督とでは鎮守府運営の在り方は正反対過ぎる」

立花「それで? その『司令部』がどうしたというのだ? 知っているかどうかだけを訊くために喚んだわけではあるまい?」

高橋「まさか――――――」

立花「ん?」

司令長官「そう、たぶんその『まさか』だと思うぞ、高橋提督」


――――――二人に『司令部』への転属命令が降りた。


立花「なんだと!?」

高橋「…………俺たちの他にも転属命令が降りた者は?」

司令長官「そこまではわからんな」

司令長官「ただなぁ…………、この『司令部』の面々を見るにぃ、そうだな…………」ウジウジ

立花「いったい何だというのだ、はっきり言え」

司令長官「わかった。これはたぶんなんだが――――――、」コホン

高橋「?」


――――――立花夫婦が犬猿の仲だからこそ、二人一緒の『司令部』への転属が決まったのではないかと。





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