過去ログ - 【艦これ】提督たち「ユウジョウカッコカリ?」【物語風プレゼンPart1.5】
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76: ◆G4SP/HSOik[saga sage]
2015/03/06(金) 09:37:31.80 ID:vISKenEh0

――――――そして、時は現在に戻り、

――――――志摩守の所領である飛び地:天草


金木「しっかし、いい命名になりましたよね、石田少将」

石田”「うん?」


あさひ姫/名護屋城「スヤスヤー」  ――――――ペントハウス(天守)に敷かれた布団で眠る。


金木「何って、――――――“あさひ姫”っていう姫様の新たな名ですよ」

金木「この ひらがなで“あさひ”っていうところが実にいいですね」

石田”「元々ひらがなは紀貫之の土佐日記で取り上げられているように女の文字とされていたぐらいだ」

石田”「それだけに、漢字で書くよりは柔らかい印象を受けることだろう」

金木「そうそう。女の子の名前はこうでないとね! 漢字で書いて“朝日”とか“旭”ってのはちょっと……だもんね」

金木「ホント、日本語って綺麗だわ。本居宣長のあの歌――――――、」


敷島の やまと心を 人問はば 朝日ににほふ 山ざくら花     本居宣長


石田”「――――――この歌か?」

金木「そう、それです! ここでも“やまと”や“さくら”をひらがなで表現しているところがミソですよね」

金木「そうそう、この九州で盛んな“タイ捨流”っていう剣術も、変な名前だと思っていたけど、訊いてみると実に奥が深くてですね?」


全ては『“タイ”を捨てる』ことで極意に通じており、

『体』とすれば体を捨てるにとどまり、『待』とすれば待つを捨てにとどまり、『対』とすれば対峙を捨てるにとどまり、『太』とすれば自性に至る――――――。

漢字では意味が限定されてしまうが、仮名で表現することでいずれの意味にも通じることが可能となり、

“タイ捨”とはこれら全ての雑念を捨て去り、ひとつひとつの言葉にとらわれない自在の剣法を意味す。


金木「いやぁ、初めて聴いた時、感動しましたよ! これこそ日本語の妙だって」

石田”「ほう、海軍にもいくつかの剣術道場の師範がいたことだが、――――――なるほど、あのタイ捨流とはそういうことだったのか」

金木「暇があったら俺もタイ捨流に弟子入りしようかな?」ワクワク

石田”「いや、そんなものをやる暇があるなら、【城主】として金木が唯一できることに力を注ぐのが最善だ」

金木「ああ そうでした……」



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