過去ログ - 【艦これ】提督たち「ユウジョウカッコカリ?」【物語風プレゼンPart1.5】
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92: ◆G4SP/HSOik[saga sage]
2015/03/06(金) 09:48:03.57 ID:vISKenEh0

飛龍”「そして、鎮守府に開いた花屋に足繁く通って、そこの可愛らしい売り子さんと本当に親しくお話していたんだよね……」

金木「つまり――――――?」


飛龍”「提督はいつもいつもそこの花屋からたくさんの弔花を買っては一人 海に出て人知れず海に散っていった仲間たちを弔っていたんです」


金木「!」

あさひ姫「…………石田様、やっぱりそう」

ヲ級”「ヲヲヲ!」ウンウン

飛龍”「でも、その頃の鎮守府では少しでも提督と関わない時間が至福の一時だったから、」

飛龍”「提督が護衛も付けずに深海棲艦が出没する海域に出たことにはみんな知らん振りで、そのまま帰らぬ人になることを願う者さえ――――――」

金木「………………うわぁ」アセタラー

飛龍”「私は今まで二軍扱いで戦場に出ることはなかったけど、一軍戦力がことごとく轟沈して、私が残された最後の貴重な【正規空母】だったから、」

飛龍”「提督としてもこれまでの反省を踏まえて細心の注意を払った運用をしてくれて、比較的 私は優遇されて提督との接点はあった方だったよ」

飛龍”「でも、二軍なら二軍なりに、鎮守府に務めていた先輩たちが次々と帰らぬ人になっていったことに苛立ちがあったから、」

飛龍”「必要最小限の淡々とやりとりをするだけ――――――だったんだけど、花屋ができた頃から提督が変わったような気がしてきたの」

あさひ姫「………………」

飛龍”「いつそう思ったのかはわかんないけど、提督が頻繁に花屋に通って、そして度々 一人で海に出ていくことを意識するようになって、」

飛龍”「だから、私は花屋の売り子さんとお話をする決心をしたの。何となく敬遠してきたけど、私は別に売り子さんに恨みがあったわけじゃないし」

飛龍”「そしたら、提督は確かに弔花を仕入れるために花屋を鎮守府に作ったんだけれど、」

飛龍”「その目的は、これから死に行く者に自前で用意させるためなんかじゃなくて、」

飛龍”「これまで散っていった戦友を提督自身が弔うために、たくさんの花を買っては一人 艇を出して弔花を捧げてきているって言われて――――――」ブルブル

あさひ姫「………………」



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