過去ログ - 【マイペース咲-Saki安価】コンマで秋の国民麻雀大会を勝ち抜け！ Part.2 -SS速報VIP

過去ログ - 【マイペース咲-Saki安価】コンマで秋の国民麻雀大会を勝ち抜け！ Part.2

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254: ◆4nR.z0yu6o[saga]
2015/03/03(火) 21:02:16.00 ID:VB5DTo/UO

　ー長野県松本市・国民麻雀大会予選会場ー

　第三戦の当日、憩たち三人が予選会場の対局の行われるエリアに入ってゆくと、そこにはもう、今日の対戦相手となる面子が顔をそろえていた。

竜華「あっ、こんにちはー憩ちゃん。会うの久しぶりやんなー」

憩「竜華ちゃん！うんうん、会いたかったですーぅ」

初美「インターハイ個人戦の時は、姫様ともどもいろいろとお世話になったのですよー」

　どう見ても子供にしか見えない背丈と顔だちに、小さな巫女服をあられもない格好でまとっているのは、九州の強豪永水女子の三年生、薄墨初美である。

宥「あ、憩ちゃん…今日はよろしくね？お手柔らかに」

　初美と逆ベクトルに奇妙な格好の、この季節ではまだまだ暑苦しく感じる服装にマフラーまで巻いた重装備なのは、インターハイ団体戦決勝に駒を進めた四校のうち、阿知賀女子学院の三年生、松実宥。

智葉「いや、今日打つのは私だ」

宥「え、そうなんですか？あなたは、えーと、辻垣内智葉さんですよね？」

智葉「ああ、話し合いの結果、調整もかねて私が打つことになった。確か、松実姉妹の姉のほう、宥というんだったな。よろしく」

憩「実戦から離れると勘が鈍るからとか言われてなーぁ」

竜華「辻垣内ちゃんか…まあ、どっちでも手強いことには変わりないな」

由暉子「辻垣内先輩、応援してます」

智葉「任せておけ」

憩「ほな頼むでー？」

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