過去ログ - 我愛羅「お前に風影代行を頼みたいのだが……」
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9:名無しNIPPER[saga]
2015/02/26(木) 22:52:24.25 ID:HPjblyW60



***




我愛羅「……では行ってくる」

カンクロウ「おう、気を付けて行ってこい。こっちのことは任せるじゃん」

我愛羅「カンクロウには何も任せていない」


翌朝、我愛羅はパンパンに膨らんだリュックを担いで玄関前にいた。

見事な快晴。

空気も暖かで絶好のお出かけ日和だ。

今日は楽しい一日になりそうな気がする。


我愛羅「……そういえばバキの姿がまだ見えないのだが、何か知らないか?」

カンクロウ「バキ先生なら下痢で遅れて出勤するらしいぜ」

我愛羅「そうか……。いやまて、何でお前がそんなことを知っている……?」

カンクロウ「……。さ、さっきトイレットペーパーに血で書いてある手紙が鳥に運ばれて来たんだ。長期戦になるってよ」

我愛羅「……ふん、困った奴だ」

カンクロウ「まったくじゃん」


きっと慣れない仕事を任されたせいで緊張しているのだろう。

別に差し迫った仕事もないのだ。

書類に判を押して、会議に出て、カンクロウが問題を起こしたら後始末をするくらいなのだから、少しくらいの遅刻は目を瞑ろう。



我愛羅「……まぁいい。では」


宙に浮かぶ砂の塊に乗って、我愛羅は木の葉に向けて出発した。




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