136:名無しNIPPER[saga]
2015/02/27(金) 23:11:20.37 ID:GhM3D/6x0
黒井「……今まで元気だったか」
響「!」
我ながら、間の抜けたセリフだ。
137:名無しNIPPER[saga]
2015/02/27(金) 23:11:49.87 ID:GhM3D/6x0
響携帯>ヴーヴー
響「うぎゃ。プロデューサーだ。黙ってきちゃったから心配してるかも」
響「ちょ、ちょっとごめん」ケータイトリダシ
138:名無しNIPPER[saga]
2015/02/27(金) 23:12:17.00 ID:GhM3D/6x0
響「もしもし、プロ――、ごめんってば! 一応ピヨ子には連絡入れたんだぞ?」
響「もう、プロデューサーは心配性さー」あはは
響は笑う。私の見たことのない顔で。
139:名無しNIPPER[saga]
2015/02/27(金) 23:12:44.16 ID:GhM3D/6x0
響「あの」
響「今日は話せてよかったぞ」
黒井「……」
140:名無しNIPPER[saga]
2015/02/27(金) 23:13:11.08 ID:GhM3D/6x0
響「ふ、ふんっ。そうだよっ。黒井社長なんかと話してたら時間がもったいないぞ!」
黒井「そっくりそのままお返ししよう。我那覇響」フン
響「わかってるよーだ」ベー!!
141:名無しNIPPER[saga]
2015/02/27(金) 23:13:41.30 ID:GhM3D/6x0
「……」
自動車のヘッドライトが街路を照らし始める。
「寒い」
142:名無しNIPPER[saga]
2015/02/27(金) 23:14:20.50 ID:GhM3D/6x0
@後日、961プロ社長室。
今年一番の降雪量を記録したあの日から、数日後のこと。
DVD-ROMが社長机の上にある。
『見ろ! by冬馬』乱暴な字でそうあった。
143:名無しNIPPER[saga]
2015/02/27(金) 23:15:04.67 ID:GhM3D/6x0
冬馬『俺が個人的に録画したんだよ。悔しいが、あいつのステージは本物だ』
冬馬『ばっ、からかうじゃねえよ、翔太! 北斗、お前もだよ!』
冬馬『だからよ。おっさんも見とけって。どうせ765プロの映像は見てないんだろ?』
144:名無しNIPPER[saga]
2015/02/27(金) 23:15:30.64 ID:GhM3D/6x0
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司会『自分を支えてくれたその人は、響ちゃんにとって大切だったんだ』
145:名無しNIPPER[saga]
2015/02/27(金) 23:15:59.99 ID:GhM3D/6x0
響『カンペキになれ、だよ』
響『どんな時だって、自分を認めてやれるカンペキなアイドルを目指せ、だよ』
響『その言葉があったから、自分は強くあろうとしたんだ。一人だけで頑張れたんだ』
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