過去ログ - 【安価】提督「狂ってしまった彼女達」
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50: ◆00ZRE1DaEk[saga]
2015/03/02(月) 17:50:58.14 ID:mbkk3+Fr0
「司令官!おはようございます!」

「おはよう……ん?朝潮か。そんな張り切ってどうした?」

若干戸惑いながら挨拶を返す。
朝一番に朝潮が、それもこんなに意気揚々と自分を起こすとは何事か。

「ようやくわかりました!」

「……何が?」

そう聞かざるをえない。
彼女には考えさせるようなことは何も言っていないはずだが……全く思い当たらない。

「暗号です」

「あぁ……え?」

回答の意味がわからず、謎は深まるばかり。

「……なんかしたっけ」

俺はしばらく考えてみるも、それらしきことは思い出せない。
ここまで悩んでも出てこないというのは、単に寝起きだからというわけでは無さそうだ。

「忘れたのですか?昨日の夜です」

「……夜に朝潮は俺と会ったか?」

「はい!僭越ながら、司令官の自室にお邪魔しました」

「んー……そうだったか?」

俺の記憶では、疲れていたから、金剛あたりが睡眠の邪魔に入らないように鍵を掛けてそのまま寝たはずだが……

「……朝潮。悪いが昨日の夜のこと、どうやら俺は忘れてしまったらしい」

「えっ、大丈夫ですか!?」

「そこで悪いんだが、朝潮が出来る限りでいい。昨日の俺が何をしてたか教えてくれないか?」

「かしこまりました!」

敬礼をした朝潮は、ポーチからなにやらメモ帳を取り出した。


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