過去ログ - ことり「白いアネモネ」
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39: ◆U3O2l/Lem6[sage]
2015/03/01(日) 16:34:52.22 ID:HgFLdlguo
【その頃、高坂家、穂乃果の部屋】

穂乃果「はい、もしもし」

絵里:
    こんばんは、穂乃果。
    今、電話しても大丈夫かしら?

穂乃果「うん、大丈夫だよ」

絵里:
    ちょっと穂乃果に、訊きたいことがあるの。

穂乃果「うん、いいよ。
    私でよければ、何でも答えるよ」

絵里:
    最近、ことりに、何かあったんじゃない?

穂乃果「うん。さすが、絵里ちゃんだね。
    この前のバレンタインデーの日に気づいたのかな?
    あの日の絵里ちゃん、あんまり喋らずに、ずっとことりちゃんのことを見てたもんね」

絵里:
    ことりは、ぎりぎりまで大切なことを自分の胸にしまっておく性格だから。
    だから、何か悩みを隠してるんじゃないかなって、思ってたの。
    どこか遠くに行くような素振りをしてたから、心配になって……
    でも、そのことを、ことりは穂乃果に話してくれたのね。

穂乃果「うん、そうなの、実は……」

絵里:
    ううん、いいわ。言わなくて。
    あなたの口調からして、それほど急を要する話じゃないみたいだから。
    私は、その日がくるまで、知らないふりをしておくから。

穂乃果「ありがとう。
    その日が近づいたら、きっとことりちゃんの口から話を聞けると思うよ」

絵里:
    それを聞いて、まずは一安心したわ。
    でも、もう一つ心配ごとがあるの。
    ことりと海未のことよ。



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