過去ログ - P「理想のプロデューサー」 千早「3・・・ですか?」
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21:雨雪 東吾 ◆66FsS2TZ4lNJ[saga]
2015/03/03(火) 00:03:41.40 ID:gHhdl+Pa0
春香「千早ちゃんは故意にしたわけじゃないでしょ?」

千早「それは・・・わからない。自分より親に愛されてた弟に少なからず憎悪はあったかもしれない」

春香「それもないよ。だって千早ちゃん、後悔してるでしょ」

千早「え?」

春香「後悔して、自分をそんなに責めてる人間が最低なわけないよ」

千早「わ、私は一人、殺してるのよ!?」

春香「怖がらないで」ギュッ

春香「私は千早ちゃんの味方だよ」

やっぱり、春香は受け入れてくれた。

それは何となくわかってはいたけど、でも。

本当に口にするまでは怖かった。

かつての級友のように離れていくのではないか。

でも春香はまだ私の味方だと言ってくれた。

千早「・・・ありがとう」

春香「どういたしまして」

春香「ねえ千早ちゃん」

千早「なに?」

春香「人は失敗する生き物だから、間違うことは当たり前。でもね、そこからどうつなげていくかが大事だって私は思う」

春香「それに、そのことにとらわれるのは仕方のないことかもしれないけど、それで千早ちゃんの人生を楽しまないのは違うと思うな」

春香「それとも・・・私じゃダメかな」

千早「・・・何が?」

春香「私が千早ちゃんの友達でいちゃダメかな?」

千早「そんなこと・・・ないわ。春香は私の・・・友達だわ」

春香「・・・ありがとう」

千早「・・・お礼を言うのはこっちだわ。春香と話したらだいぶ楽になった」

春香「どういたしまして! それじゃあレッスンに行こう!」

千早「私はプロデューサーのところに行くわ」

春香「・・・何かあったら私に言ってね。でも、本当に大丈夫?」

千早「うん。だって今は・・・春香がいるから」


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