過去ログ - P「理想のプロデューサー」 千早「3・・・ですか?」
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雨雪 東吾
◆66FsS2TZ4lNJ
[saga]
2015/03/03(火) 00:04:46.89 ID:gHhdl+Pa0
千早「はい」
一片の迷いもなく言い切った。
ああ、こいつは前に進んだんだ。
天海も如月も、俺の成しえなかったことをいとも簡単にできたんだ。
俺って・・・無力だな。
千早「プロデューサーの、おかげです」
P「・・・どこが。天海のおかげだろ」
千早「プロデューサーが初めに向き合ってくれたから、私は春香に自分の過去を打ち明けることができました」
千早「プロデューサーがいなかったら私は・・・まだ過去のことに蓋をしていたと思います」
千早「プロデューサーが諦めるなって言ってくれたから、私は前を向こうとあがけました」
千早「だから・・・叱ってくれてありがとうございました」
P「・・・そうか。なんにせよお前が変われたと感じられるならいい」
P「お前が前に進む意思があるなら、残った俺の仕事はお前の進む道を示すだけだ」
P「レッスン行くぞ」
千早「はい」
・・・俺は今回完璧に振る舞えたとは思わない。
だが、如月にとって良かったと感じてもらえるなら・・・。
いや、ベターじゃだめだ。
ベストじゃないと。
千早「・・・プロデューサー煙草臭いですよ」
P「俺のカバンにファブリーズあるから大丈夫だ」
千早「そうですか。それとダンスの件なんですが・・・」
P「ああ、それはだな・・・」
バタン
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