過去ログ - 【咲】京太郎「世話焼きな先輩」美穂子「気になる後輩」
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101: ◆QWOkgqUH0o[saga]
2015/03/16(月) 23:23:57.91 ID:hbg7cVAvo
美穂子「ええ、私もそうなの」

京太郎「まじですか……。あれ、でもそれといつも閉じてるのって何か関係あるんですか?」

美穂子「小さい頃にね、眼の色が左右で違うなんておかしいって虐められたことがあったの」

京太郎「えっ……」

美穂子「そんなに酷いものではなかったのだけれどね。直接言わずに好奇の目で見てくる人も居たわ」

京太郎「酷いな、なんだよそれ!」

美穂子「勿論そんな人たちばかりじゃなかったから大丈夫だったわ。でもそういう事があってから、自然と今みたいに閉じることが多くなったの」

京太郎「そういう事でしたか。ごめんなさい、辛い事を思い出させてしまって」

美穂子「ううん。大丈夫よ、ありがとう」

美穂子「いつの間にか閉じているのが私にとっても当たり前になっていたというのもあるわね」

京太郎「そういう物ですか」

美穂子「それにね、右目を開けた時はとてもよく"視える"の」

京太郎「? そりゃ片目より両目のほうがよく見えると思いますけど」

美穂子「あ、そういう事じゃないの。須賀くんは私の麻雀スタイルは分かるわよね」

京太郎「えーと。観察と読み、ですかね」

美穂子「ええ、それで大体合っているわ。視えるというのはそれに関してになるわね、場の状況をほぼ把握する事が出来るようになるわ」

京太郎「サラッととんでもない事言いましたね!?」

京太郎「普段の状態でも読みとか凄いのに更にとか俺じゃ想像も付かないな……」

美穂子「そんなのある訳ないって否定しないんですね」

京太郎「しませんよ。福路さんはこんな時に嘘をつくような人じゃないってのは付き合いがまだ短い俺でも分かります」

京太郎「それに麻雀に関してとんでも無い力を持ってるやつが居るってのは実感してましたしね」

美穂子「清澄にもそういう子が居るということかしら」

京太郎「ですねー。福路さんの事教えてもらっておいてあれですけど内容まではすいません」

美穂子「勿論大丈夫ですよ。寧ろ今須賀くんが私に教えようとしたら怒っていたわ」

京太郎「おおう」

美穂子「それに、恐らくだけど須賀くんも私の力に関して清澄の子たちに伝えるつもりはないんじゃない?」


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