12:名無しNIPPER[saga]
2015/03/05(木) 22:59:13.07 ID:1nis5z//O
広い館内をてくてく歩く。
クーラーがよく効いていて、涼しい。
寒いくらいだ。
リノリウムの床が、キュッ、キュッと音を立てて自分を追いかけて来る。
やがて、広間に出た。
そこは、会場の、別館の吹き抜けであった。
天井に張られたガラスからは、夏の強い日差しが床に注いでいる。
ジリジリと肌を焼かれる感覚が少し心地よかった。
そうして、ぼさっと突っ立っていると、微かに奥の体育館から音が聞こえて来た。
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