過去ログ - 【W】翔太郎「車のライダーだと?」フィリップ「ゾクゾクするねぇ」【ドライブ】
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13: ◆r0ftaGgSPOUQ[sagesage]
2015/03/06(金) 12:46:57.47 ID:HVK1AvUkO
服に着いたらコーヒーを拭いながらも、突っ込みを忘れない亜樹子。

ともあれ、俺は慌ててウォッチャマンに手を貸すとその男性をソファに寝かせる。良く見ると衣服も所々破けてボロボロだ。シルクハットを目深に被って顔が良く見えないが、渋い雰囲気の漂う男だと感じた。

ウォッチャマン「ふぅー、疲れた」
以下略



14: ◆r0ftaGgSPOUQ[sagesage]
2015/03/06(金) 12:59:44.23 ID:HVK1AvUkO
翔太郎「という訳で、このおっさんをしばらく預かることになった」

亜樹子「どういうことやねん!」

翔太郎「あだっ! テメェ亜樹子ぉ!」
以下略



15: ◆r0ftaGgSPOUQ[sagesage]
2015/03/06(金) 18:01:36.97 ID:HVK1AvUkO
亜樹子「それにしても起きないねぇこのオジサン」

相変わらずソファに横になったままぴくりともしない男に、亜樹子がおずおずと近付いて様子を伺っている。

翔太郎「おい、おんまりいじくるんじゃねぇぞ」
以下略



16: ◆r0ftaGgSPOUQ[sagesage]
2015/03/06(金) 18:09:30.52 ID:HVK1AvUkO
そう言われてまじまじと見てみると、なるほど確かにソファに寝ている男の姿に既視感を覚える。なんだろう、すごく懐かしくて、それでいて悲しい気持ちになる。

相反する2つの気持ちに戸惑う俺を尻目に、亜樹子がシルクハットのつばに手を掛けた。

翔太郎「あっ、馬鹿!」
以下略



17:名無しNIPPER[sage]
2015/03/06(金) 22:41:07.02 ID:IhG1dQudo
この展開、wktkせざるを得ない


18: ◆r0ftaGgSPOUQ[sagesage]
2015/03/07(土) 09:21:11.05 ID:T9ikch7OO
亜樹子「ど、どいういことよ、これ」

沈黙を破ったのは鳴海荘吉の実の娘である亜樹子だった。いつもの元気な様子からは一転して、動揺が見てとれるほど表れている。

無理もない。死んでいたと思っていた父が目の前にこうして眠っているのだ。
以下略



19: ◆r0ftaGgSPOUQ[sagesage]
2015/03/07(土) 09:29:17.48 ID:T9ikch7OO
「ん……」

動揺する俺達の前で、とうとうその男は重い瞼を持ち上げた。ゆっくりと上体を起こし、優雅な所作でシルクハットを取ると、亜樹子、フィリップと1人ひとり確かめるように見回していく。

そして遂に、俺とおやっさんに良く似た男と視線が交差した。瞬間、あの日の出来事が走馬灯のように甦る。
以下略



20: ◆r0ftaGgSPOUQ[sagesage]
2015/03/07(土) 09:56:09.79 ID:T9ikch7OO
――某国某所

???「大変ですクラーク博士!」

ノックもせずに研究室に飛び込んできたその男に、モニターの前にいた青年は怪訝な顔で振り替える。
以下略



21: ◆r0ftaGgSPOUQ[sagesage]
2015/03/07(土) 10:12:34.27 ID:T9ikch7OO
――side ドライブ

進ノ介「はぁ、風都……ですか?」

本願寺「そうなんですよぉ、いやね、何でも風都の照井竜っていう刑事から捜査の依頼が届きまして」
以下略



22: ◆r0ftaGgSPOUQ[sagesage]
2015/03/07(土) 10:28:23.79 ID:T9ikch7OO
追田「まぁまぁ先生。それにしても進ノ介、今日は霧子ちゃんは?」

2人を諌めながら、俺の先輩でもある追田現八郎警部補が俺を伺う。言われてみれば、今日は霧子のやついないな。

本願寺「霧子ちゃんなら、先に打ち合わせに風都まで行ってもらってますよ、ささ、進ノ介君も急いだ急いだ!」
以下略



23: ◆r0ftaGgSPOUQ[sagesage]
2015/03/07(土) 10:30:37.79 ID:T9ikch7OO
すみません、所用のため次は夕方ごろカキコします。
申し訳ない。


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