過去ログ - 【W】翔太郎「車のライダーだと?」フィリップ「ゾクゾクするねぇ」【ドライブ】
1- 20
60: ◆r0ftaGgSPOUQ[sage saga]
2015/03/11(水) 00:30:31.87 ID:hTVcsL8iO
荘吉「さぁ、お前の罪を……数えろ」

まるで囁くように、しかし聞く者の体の芯に響くような声色で、おやっさんは753号を指差した。

753号「それはさっきも聞いている!」

大鎌で斬りかかる753号の攻撃をいなすと、スカルは手にしたスカルマグナムを的確に撃ち込んでいく。

753号「がふっ、なっ、こいつ私の弱所を!」

フィリップ「なるほど、先程753号が話していたロイミュードの力がこの空間を作り出しているのなら、同族である鳴海荘吉には力が作用しない訳か、興味深いねぇ」

こんな時だというのに、フィリップは満足に体も動かせない空間で戦闘や能力を分析している。

753号「くそっ、こんな……パワーでもスピードでも勝る私が何故!」

派手な武器や能力がある訳でもないスカルだが、流麗な格闘と正確な射撃で、徐々に753号を圧し始めていた。

荘吉「ふっ、はあっ!」

753号「ぐふっ、くそおっ!」

連続で叩き込まれた拳によろめきながらも、753号が大鎌からエネルギー波を飛ばす。その一撃を最小限の動きでかわしながら、スカルはスカルマグナムにメモリを挿し込んだ。

スカル! マキシマムドライブ!

荘吉「終わりだ」

スカルマグナムの銃口に集約したエネルギーが、ドクロを象った光弾となり、753号へと撃ち込まれた。

753号「グアアアァァァ! ク、クククッ、仲間に手をかけるとは……しかし、時が経てば装置が起動する、そうすればあなたはいずれ殺人マシーンに……ククク、クククグアアアァァァ!!」

今わの際に何かを呻くと、753号は爆発四散した。と同時に、俺たちを縛っていた重力の波も引いていき、体の自由が取り戻されていった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
99Res/92.35 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice