過去ログ - 【W】翔太郎「車のライダーだと?」フィリップ「ゾクゾクするねぇ」【ドライブ】
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69: ◆r0ftaGgSPOUQ[sage saga]
2015/03/23(月) 00:13:12.79 ID:zK14h8TL0
フィリップ「これが、翔太郎が君の攻撃から76……いや、鳴海荘吉を庇った理由という訳さ」

進ノ介「なるほどな……そうとは知らず本当にごめん。フィリップ、亜樹子ちゃん」

亜樹子「いいのいいの、ほら、あんな状況じゃ仕方ないよ」

3人の住処であるという鳴海探偵事務所で、俺達3人は翔太郎の眠るベッドを囲み話をしていた。ドクターの治療は効いているが、目覚めるのには時間がかかりそうだ。

ベルトさん「ふむ……人間の記憶や姿をコピーするのはロイミュードの特徴だが、他にも特殊な点がある。これは裏に何か絡んでいそうだね」

フィリップ「そう考えるのが妥当だろう。どうやらこれは単なるガイアメモリとロイミュードだけの問題ではなさそうだ」

亜樹子「あはは、すっかり意気投合しちゃったねこの2人」

初めのうちは喋るベルトさんの事に驚いていた2人だが、少し経つとすっかり慣れてしまい、今ではこうして普通にベルトさんと会話している。どうやらこいういった事には慣れっこらしい。

俺は翔太郎に怪我を負わせてしまった罪悪感で中々口を開くことができないので、こういう時にベルトさんが話をしてくれるのはありがたい。

亜樹子ちゃんも父の姿のロイミュードのことでまだショックを受けているのか、少し元気がなさそうだった。

フィリップ「よし、そうと決まれば話は早い」

フィリップが手に持っていた本を閉じ、顔を上げる。

フィリップ「亜樹ちゃん、ちょっと出かけてくるよ。翔太郎を頼む」

亜樹子「へっ、フィリップ君が!?」

驚く亜樹子ちゃんを尻目に、フィリップは俺の方を向きニヤリと微笑んだ。

フィリップ「それじゃあ、運転は頼むよ、もう1人の仮面ライダー」

急な頼みごとに、俺はただ頷くしかなかった。


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