過去ログ - 【W】翔太郎「車のライダーだと?」フィリップ「ゾクゾクするねぇ」【ドライブ】
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91: ◆r0ftaGgSPOUQ[sage saga]
2015/04/25(土) 21:50:27.23 ID:woPxAsz30
琉兵衛「どうした、その程度かね!」

照井「くっ、まだだ!」

テラーの放つ攻撃を掻い潜りつつ、アクセルはトライアルの加速力を乗せたエンジンブレードの斬撃を浴びせる。しかし、テラーは自分の周囲を強力なエネルギーで防御し攻撃を防いでいた。

照井「このっ」

琉兵衛「君は私の恐怖の干渉を受けない数少ない人間なのだ、自慢のスピードで翻弄したまえ!」

照井「言われなくてもやってやる!」

幸いテラードラゴンの力は使ってこないことに安堵しつつ、アクセルは何とか勝利の糸口を探していた。

照井「奴の攻撃は強力だが、その分隙も大きい。そこを突けば!」

琉兵衛「ハッハッハッ、さあ、少し強い攻撃がくるぞ」

照井「何!」

琉兵衛の一言にアクセルが顔を上げると、テラーの頭上に大きな負のエネルギーの塊が形成されていた。

照井「くっ!」

琉兵衛「躱すことばかりを考えるな、君達はどんな困難にも立ち向かう仮面ライダー……なのだろう?」

照井「!」

回避の体勢を取ろうとしていたアクセルは、琉兵衛の言葉にハッとしたように動きを止めた。

照井「ふっ、まさか貴様に諭されるとはな。だが礼を言う」

アクセルはベルトのメモリを赤いアクセルメモリに交換した。

照井「正面から……振り切ってみせる!」

琉兵衛「はあっ!」

アクセル! マキシマムドライブ!!

ベルトのハンドルを数回蒸かし、バイク形態へ変化したアクセルは、マキシマムの勢いのまま放たれた巨大なエネルギーに突っ込んでいく。

照井「うおおおおおおおお!!」

巨大な威力に耐えながらも、アクセルは何とかそれを突き破ってテラーへと突っ込んだ。

琉兵衛「ほう」

照井「はああっ!」

トライアル!

エンジン! マキシマムドライブ!

再びトライアルへメモリチェンジして、アクセルがエンジンブレードを携えテラーを斬りつける。

琉兵衛「ここで私を生かせば市民に危険が及ぶぞ、さあ、私を倒せ!」

照井「くっ、おおおおおお! すまんフィリップ!!」

躊躇しているアクセルの心境を察したのか、叫んだ琉兵衛の声にエンジンブレードを握り直し、アクセルが無数の斬撃を浴びせていく。

照井「はあ、はあ、振り切った……ぜ」

琉兵衛「ぐおおおおお!」

Aの字に裂かれたテラーは、メモリブレイクされそのまま吹き飛んだ。


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