過去ログ - 【R-18】雪風「しれぇの前でおもらししてしまいました」
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◆47gaNFJlIw
[saga]
2015/03/06(金) 00:11:35.46 ID:FQujOMSOo
「一人でできる?」
「できますよ!」
辿りついたトイレで司令官のからかいと繋いだ手を振り払い、雪風は個室の中へと飛び込んだ。
(これじゃまるで見た目通り、いや見た目以下の子供みたい)
結局手を引かれたままでここまで来てしまったことが情けなく、はずかしい。
狭い個室の中で雪風は羞恥に震えた。
(早く済ませよう)
恥ずかしさを堪えて雪風は下着を下ろし、ワンピースを捲り上げる。
顕わになった下腹部を冷えた空気が撫ぜていく。
(し、しれぇがそこにいるのに……)
薄い壁の向こうに司令官の姿を幻視し、雪風の中に今まで以上の恥ずかしさがこみ上げてきた。
微かな背徳感と快感を伴って。
(な、なんで興奮してるのあたし!)
速まった呼吸を気の迷いだと頭を強く振り雪風は便座に腰かけた。
冷静になった途端に襲いくるのは言いしれない恐怖。
さすがに電気は点いているがこの狭い密室は、今の雪風にとって恐ろしいものに感じられた。
「私は外で待ってるから」
「ま、まっ……」
薄い壁の向こうから聞こえた司令官の声がひどく遠く聞こえて、雪風は思わず呼びとめてしまう。
「なに?」
「そ、そこに、そこにいてください……」
呼びとめてしまったからには言い訳することもできず、雪風は情けないと思いながらもそう言った。
「……わかったわ」
ほんのわずかな時間迷っているかのような沈黙の後、戻ってきたのは了承の言葉。
「あ、ありがとう、ございます」
遠ざかる足音が聞こえてこないことに、雪風は強く安心した。
司令官の存在が一層近くに感じられて、雪風の恐怖心を和らげていく。
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