過去ログ - 【R-18】雪風「しれぇの前でおもらししてしまいました」
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19: ◆47gaNFJlIw[saga]
2015/03/06(金) 00:15:22.26 ID:FQujOMSOo
どれくらいそうしていたか、雪風がなにかもどかしさのようなものを抱きはじめた頃、ドックの入り口が開き誰かが入ってきた。

「しれぇ?」

雪風が慌ててバルブを締めて水流を止め、持ち手を留め具にかけて振り返り確認すると司令官の姿が見える。
風呂場なのだから当然にして裸で、手にしたタオルは彼女の大事な部分を隠す役割を果たしていない。
雪風のものとは比べるべくもなく大きな双丘と桜色の先端も、雪風がつい先ほどまで刺激し続けていた部位も余すところなく視界に映る。

(あっ……)

いつもならば綺麗だと思いはしても何ごともなく見ていられるその裸身が、今は雪風の心臓を大きく跳ね上がらせる。
雪風の身体が強張り我知らず内股となった。

対して司令官はいつもと変わらない様子で雪風の元へと歩いてくる。
近づくほどに鮮明になる司令官の身体に雪風の息が荒さを増した。

「顔、赤いわよ雪風」

「こ、これはっ!」

「泣いていたの?」

先ほどまでの行為を見透かされたのかと思って慌てる雪風だったが、司令官からの問いは別のものだった。

「な、泣いていたわけではないですが……」

雪風は体内の熱が急速に引いていくのを感じた。
自分がなぜこの場所に来たのかを思い出したからだ。

「すいませんしれぇ。雪風はしれぇのこと――」

「わかってる」

もう雪風のすぐそばにまで来ていた司令官は、謝罪の言葉を遮るように屈んで雪風の身体を抱きしめる。

「し、しれぇ!」

唐突なその行為に雪風はまたも頬を紅潮させた。
執務室で抱きしめられたときとは違い、正面から向き合って肌と肌が重なる。
顔に押し付けられた胸の弾力が、彼女の中で消えた熱をもう一度燃え上がらせた。

「だ、だめです!」

「なにがだめなの?」

よからぬ感情がうずくのを感じ取った雪風は司令官から離れようとしたが、司令官はそれを許さない。
彼女の身体に腕を回して離さなかった。
強くとも雪風が痛くないように絶妙に加減された腕の力。その思いやりにまた一つ雪風の鼓動が上がる。


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