過去ログ - 【R-18】雪風「しれぇの前でおもらししてしまいました」
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20: ◆47gaNFJlIw[saga]
2015/03/06(金) 00:15:53.97 ID:FQujOMSOo
「雪風は、雪風は……」

「わかってるって言ったでしょう」

強く唇を噛む雪風を制止するように、司令官は雪風を抱く力を強めた。
ほんの少しだけ感じる痛みは、雪風が罰を求めていることを察してのものだろう。

「癒えない傷もあるわ。あなたの心の傷がそうであることはわかってる。わかっててあなたを愛しているの」

「しれぇ……」

どこまでも無機質、されど真に雪風への愛情に溢れた司令官の言葉に、雪風の胸に宿る熱がその質を変える。
猛るような荒々しい炎のような熱ではなく、優しく柔らかなぬくもり――雪風が何よりも愛する司令官のぬくもりに。
そのぬくもりが雪風の興奮を安堵に変えていく。

「だから、絶対あなたのことを見捨てたりしない」

「はい、ずっとお側に置いてください、しれぇ」

誓うように言う司令官を、雪風は頷き抱きしめ返した。
決して離れないように強く。


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