過去ログ - 【R-18】雪風「しれぇの前でおもらししてしまいました」
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◆47gaNFJlIw
[saga]
2015/03/06(金) 00:08:38.67 ID:FQujOMSOo
雪風が司令官に惚れたのは司令官が有能だったからというだけではない。
確かに司令官の手腕は鮮やかなものだ。
着任してから今までただの一人も、そしてただの一隻も犠牲を出さずにいくつもの大規模作戦に従事し、成功に貢献している。
それに安心感を覚えているのも事実。だがそれだけではない。
司令官は雪風に人のぬくもりを教えてくれた。
愛らしい服で身を着飾り、友人や姉妹と連れだって何気ない会話を交わしながら遊興にふける。
司令官は雪風達にそんな人並の幸せをくれたのだ。
そして何よりも雪風の心の重石を軽くしてくれた。
以前の雪風は過去のことで比叡や磯風から逃げるようにしていた。
謝らなければならないことはわかっているのに、どうしようもなく怖くて二人を避けていた。
そんな雪風の背中を押したのは他でもない司令官だ。
逃げようとする雪風を二人の前まで引きずり、『ちゃんと話をしろ』と促した。
覚悟を決めて頭を下げた雪風に二人は言った。
『気にしないで』
『みんなを助けてくれてありがとう』
その言葉に雪風がどれだけ救われたか。
それから悪夢を見る回数は多少少なくなった。
礼を口にするたびに『あなたのうなされてる声がうるさいから』と司令官は嘯く。
それが事実ではないことを雪風は知っていたし、もし事実であったとしても気持ちに変わりはない。
彼女が司令官を愛していることには。
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