過去ログ - 【モバマス】森久保乃々「夢の向こうまで」
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1: ◆5/VbB6KnKE[saga]
2015/03/06(金) 19:26:23.41 ID:5a2tL1YF0



「……の、乃々ちゃんは…どうして、アイドル……やめないの…？」



純粋な疑問。


その言葉は、私に投げかけられて当然の一言で、何の不思議もない一言。
私を少しでも知っているような人なら、自然と浮かんでくる、言われて当然の一言。
数日前の私なら、数週間前の私なら、数か月前の私なら、ほんの少し前の私なら。
いつものように、狼狽え、戸惑い、誤魔化し、逃げていただろう。


でも、今は違うから。昨日の私とは違うから。
胸を張って、こう言えるんだ。



「―――



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2: ◆5/VbB6KnKE[saga]
2015/03/06(金) 19:27:07.61 ID:5a2tL1YF0



「おはようございます……」

以下略


3: ◆5/VbB6KnKE[saga]
2015/03/06(金) 19:27:55.27 ID:5a2tL1YF0



相変わらずのたどたどしい挨拶に、自ら嫌悪感を抱く
視線を合わせることも出来ないのか、もう少しでも大きい声を出せなかったのか
以下略


4: ◆5/VbB6KnKE[saga]
2015/03/06(金) 19:28:56.08 ID:5a2tL1YF0



お仕事には行きたくない
それは私の本心で、包み隠さずいつもの通りに伝える
以下略


5: ◆5/VbB6KnKE[saga]
2015/03/06(金) 19:30:14.15 ID:5a2tL1YF0



抵抗しても、どれだけ駄々をこねようと、結局はお仕事に行くことになる
だから諦め了承の返事をして、振り返り視線を下げ、重い脚を動かしてソファーに座る
以下略


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