過去ログ - 長門「提督!」提督「ながもん!」
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10: ◆KL2hxPQbS6[saga]
2015/03/07(土) 17:22:32.85 ID:yds35QVuO
一四〇〇
提督「長門、ちょっと明石と夕張のとこ行って相談してくる」
長門「ん、わかった……」
小さく手を振って提督を送り出す
振り返してくれたのが少し嬉しい
多分、また新しい装備の相談なんだろう
長門「………本当は、行って欲しくない………けどな」
でも、私は私で提督から任された大事な仕事がある
それに、もし『行かないで』なんて言ったら提督を困らせてしまう
好きな人を困らせるようなことはしたくない
長門「………て、照れ隠しは…………まぁ、うん、反省してるけどな」
提督がさっきまで座っていた椅子に腰掛ける
まだ時間がそんなに経っていないからか、ほんのりと提督の匂いと暖かさが残っている
長門「『革の椅子に座りたいんだ!』なんて………ふふ、あの時の提督は子供みたいで可愛かったなぁ…」
普段キリッとしていてどちらかというと格好いいタイプの提督が、革の椅子が欲しいと駄々をこねたのだ
そのギャップが可愛くて、私はますます提督のことを意識するようになった
長門「………すんすん…………ふふ、こうしてると提督に抱っこされてるみたいで…………」
結局、提督が帰ってくるまでずっと椅子の匂いを嗅いでしまった…………むむむ………
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