過去ログ - 長門「提督!」提督「ながもん!」
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2: ◆KL2hxPQbS6[saga ]
2015/03/07(土) 17:17:23.33 ID:yds35QVuO
〇六〇〇


長門「朝だぞ、提督。そろそろ起きろ」


ゆさゆさと身体を揺らされ、まどろみから少し意識がはっきりとする


まだ日も出ていないし、寒い。腹まで捲られた布団を被り直す


長門「あ、こら!起きろと言っているだろう?ほら、起きろ!」


昨日は夜遅くまで仕事だったのだ。身体も重いし頭もなんだかふらふらする。あと5分は寝かせてほしい


長門「いつまでくるまってる気だ!ほら!」


ゆさゆさと、肩がさっきより大きく揺すられる


提督「あと40分…………」


長門「そんなこと言って起きないだろう!っく、早く起きんか!」


ぺしぺし、と頬を軽く叩かれる


全然痛くないし、むしろ何だか気持ちいい。益々眠くなる


提督「や〜……だ〜…………」


布団を握りしめ、意地でも寝る


本当に疲れているんだ




長門「おい!おきろ!!…………ねぇ、起きてよ…………………うっく……………ぐすっ………」


あれ?何か鼻を啜る音が…………



長門「おきてよぉ………………ひっく」


これはまさか


提督「あーっ!!!すまん!!またやっちまった!!!」


急速に頭が冴える


布団から跳ね起きて長門の方を見ると、ポロポロ涙を零しながら嗚咽を漏らしていた


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