12:名無しNIPPER
2015/03/08(日) 01:02:44.07 ID:j6K9ZfLpO
私達が動かないので調子づいたか、酔客が数人席を立ってつめよってくる。
「……なにか?」
「てめえがここで飲むのが気に食わねえってんだよ。おう、何とか言えよ、姉ちゃんよう? ついてんのは下の口だけかい?」
わざわざ近寄って酒臭い息でこちらの顔を覗き込む。
「へーえ、別嬪じゃあねえか。俺と一晩どうだい? ひいひい言わせてやるぜ……ひひっ」
そういって、ペロリ、と私の頬をなめる。
「……貴様っ!」
うちの隊の誰かがキレた。
ああ、これはもうだめだ。
席をたって、向き直る。
「私がここにいてはいけないか?」
「ああ、てめえがいると気分が悪ぃ。酒がまずい」
「そうだ! 淫売が来るとこじゃねえんだ!」
「文句があんならおう、言ってみろや、おう!」
ますますいきり立って、我々のテーブルに詰め寄ってくる。
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