過去ログ - 千早「彼は今も戦い続けている。 どこかで、運命と…」
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6:名無しNIPPER[saga]
2015/03/09(月) 00:12:30.41 ID:irKeY5xSO
10年前、『ダークローチ』と呼ばれるゴキブリに酷似した怪物が、何の前触れもなく、世界中に現れ、人間を襲うという事件。 いや、災害が起こった。

現れ始めた頃は数が少なく、まだ警察でも対応出来た。
だが、その数はねずみ算のように増え続け、あっという間に手のつけられない事態へとなっていった。

1体倒せば10体現れ、10体倒せば100体が、100体倒す頃には1000体が、1000体倒す頃にはもう人間が収集出来る事態ではなくなっていた。
ダークローチが現れ数日経った頃にようやく政府から非常事態宣言がなされ、自衛隊が出動したがもはや解決は絶望的だった。

千早と優は、まだ非常事態宣言がなされる前、何時も一緒に遊んでいた友達の様子を見に行くため、親の目を盗み、その子との遊び場所にしていた近くの公園に行く途中に、『ダークローチ』に遭遇した。

幼い子供にありがちな、ちょっとした冒険心もあった。
普通ではあり得ない事態に、心が浮足だっていた。
千早と優にとっては、台風で学校が休みになった時に、ワザと外に出るようなものだった。


だが、神様は、

必要以上に、残忍な罰を千早と優に与えたーーー



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