過去ログ - 【ミリオンライブ】輝きの向こう側へ
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4:名無しNIPPER[saga]
2015/03/09(月) 08:08:20.67 ID:YLQNB+5X0


おれは太陽光が『眠りの源』であることに目を瞑り、太陽がくれる快楽を『仕事の潤滑油』とみなして仕事をする。


しかし、そういった良いとこ取りは大抵上手くいかないものである。気が付けばおれは船を漕ぎ始め、眠りの大海原へと冒険の旅に出ようとする。


首をカクンと一回、二回。抵抗の意志があるのか無いのか、おれの首の動きは加速していく。


顔を下に向けては戻ってき、何度も何度もそれを繰り返していく内に、おれは首を回して頭でグルングルンと円を描きながら眠り続ける。


端からみれば、壊れた首振り玩具が椅子に座っているだけ。


アイドルからみれば、プロデューサーが狂ったように首を回しながら眠りこけているという悪魔の光景である。


けれどもおれは首の回転をやめなかった。


頭を振れば振るほど、おれの意識と眠りの世界が融合していく様に思え、宙に浮いたような浮遊感が全身を包んで離さない。


正に、睡眠の絶頂へと追い込まれるという瞬間。


――熱いッ!


おれは頭部に焼けるような感覚を覚え、思わず立ち上がってしまう。





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