13: ◆JgI7zsPgmmwD[saga]
2015/03/09(月) 16:20:59.08 ID:Cm2SzQnao
掃除当番で遅くなってしまった僕が屋上の扉を開けると、そこには既に彼女が立っていた
夏を感じさせながら吹く暖かな風
スカートと長い髪がひらひらと揺れていた
女「えと、話って……なにかな?」
男「……あ、えっと……」
やっぱり、やめよう
せっかく仲良くなれたんだ
わざわざそれを破壊することに何の意味がある?
そもそも、まだ早いって
僕はここにきて怖気づいてしまった
男「……」
女「……どうしたの?」
男「あのさ」
――待て、やめるんだ
男「僕さ……」
――でも伝えたい
僕の中では対極する2つの思考はぶつかり合って摩擦で体温を上昇させていた
男「僕、前から女さんのことが好きでした、付き合ってください!」
言ってしまった
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