11:名無しNIPPER[saga]
2015/03/10(火) 01:33:58.07 ID:eIfs/RqE0
  
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 「まさかエレベーターが修理中とはな…」 
  
  
 更に、まさか最上階しか空いてなかったとは… 
  
 日頃階段を登る習慣なんて無い俺には聊か厳しいものがある。 
  
  
 「辛そうですね?」 
  
  
 息を切らし、亀の様な歩みで階段を登る俺を心配する様に肇は覗き込んできた。 
  
 その距離が少しいつもより近かったのは、普段あまりないお泊りというイベントの高揚感からだろうか。 
  
  
 「…大丈夫だって」 
  
  
 それが何だか照れくさくて、つい冷たく言い返してしまう。 
  
  
  
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