38: ◆lcKKZiGDsY[saga]
2015/03/13(金) 16:45:32.55 ID:Ji5E8QnL0
そういうわけで、最初で仕留め損ねたのは大きなディスアドバンテージだった。
しかし、勝算も無しに一人で飛び出すほど彼女は賭け好きでもない。
爆弾魔「ぐおっ!!」
右方向からまたしても見えない攻撃を受けた爆弾魔。
爆弾魔「ちっ…!そこか…」
やや遠くの方に目視したのは父の姿。
彼がいわゆる戦闘向きの能力者である。
衝撃波を飛ばすだけの能力なのだが、爆風や火にも対処できる能力だったりする。
自分が打つ拳の威力をそのまま衝撃波に変換できるが、いかんせん距離が遠い。
どうしても致命傷は与えられない。
爆弾魔「小細工かよ…」
母「どちらが…!?」
一瞬の隙を見逃さない。
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