52: ◆lcKKZiGDsY[saga]
2015/03/13(金) 16:55:16.12 ID:Ji5E8QnL0
受け入れたくはない現実というものが彼の中でせめぎ合い、胸からお腹のあたりが絞られるような感覚。
妹「どこかに隠れよう?もう助けてくれる人も来たみたい…」
意識していなかったのは確かだが、それを聞かされて初めて男の耳にヘリの騒音が入ってくる。
そうだ妹の言う通りに身を潜めてやり過ごそう。
あの人たちが助けてくれる。
その時ちょうど妹の体が強張り、額から鉛のような汗が滴っているのがわかった。
男も後方に視線を移すと、やってきたのは殺人鬼だ。
なぜこのようなことをしているのか分からない。理解しようとも思わない。
ただわかるのは、そいつが人を爆殺して愉しむクレイジーな野郎だってことだ。
男「逃げよう」
妹が冷静にしてる分、兄である男も何とか冷静さを取り戻した。
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