過去ログ - 提督「えっ、デートに連れてけ?」 時雨「うん」
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◆Xg2hgTZEF9gM
[saga]
2015/03/12(木) 23:31:35.67 ID:EoAFb5Cp0
――
提督「……ああ、その通りだよ。俺は怖いんだ」
提督「深海棲艦との戦いで、大事な仲間である艦娘を沈めさせてしまうたびに、俺はこの身を引き裂かれるような思いをしてきた」
時雨「僕らの鎮守府では、提督のおかげで、よそと比べるとかなり轟沈は少ない…それでも」
提督「ああ、決してゼロではない」
時雨「僕も仲間を失うたびに悲しい思いをしてきた。でも、提督の悲しみは僕の比じゃなかったね」
提督「…お前たちの前で悲しむ姿を見せた覚えはないんだが」
時雨「確かに僕らの前では毅然とした姿でいたよね」
時雨「でも…仲間が沈んだ、ある冬の寒い日の夜…提督が外に出ていくのに気づいてね、こっそり後を追ったんだ」
提督「……」
時雨「そこで見たのは…仲間が沈んだ方向を見ながら、一晩中泣いてる提督の姿だった。その姿を見て、僕は声をかけることができなかったよ」
提督「…参ったな、気づかれてたのか」
時雨「誰も話題にはしないけど、僕以外にも気づいてる人はいるさ。誰かが沈んだ日の夜は必ずそうしてるんでしょ?」
提督「ああ。寝ようとしても寝られなくて…悲しさに耐えきれなくて、な」
提督「俺はあるとき思ったんだ。仲間を失うのはこんなにもつらい……なら、もしも愛した仲間が沈んでしまったら…二度と会えなくなってしまったら…そのとき俺の心は壊れずにいられるだろうかってな」
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