過去ログ - 明華「インハイで負けた私たちは清澄高校に留学することになりました」
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25: ◆9OZ0LE/wFE[saga]
2015/03/10(火) 17:58:30.83 ID:i3dNsGRM0

明華はレギュラー決定に猛反発するネリー・ヴィルサラーゼを見て違和感を覚えていた。

一件、レギュラーに選ばれずただの逆恨みで吠えているだけの彼女。確かに日本は自分たちの国に比べ、数字や理論よりも感情が物事の決定に働く割合が多いことは知っている。

ただし、彼女たちの国でも、ネリーの出身であるソヴィエト屈指の貧困地域と言われるサカルトヴェロでさえ、人と人が何かを決める以上、感情というファクターは切り離せないーー彼女がそれを分からない程馬鹿ではない事は明華は知っている。

捕虜扱いという最低の立場で、上に逆らって何の意味があるのかーー明華はじっとネリーの様子を観察していた。

明華(確実に何かを企んでますね……これだけゴネるって事は……)

久「アナタのレギュラー入りに反対したのは私だけど?」

ネリー「ふーん……なんで?」

久「あなたのその態度が気に食わないからよ。負けたくせにキャンキャン大声で吠えてるのがね、分からない?この空気」

優希「ぼーぜん」

咲「あわわ……」ブルブル

和「……」



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