過去ログ - 明華「インハイで負けた私たちは清澄高校に留学することになりました」
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29: ◆9OZ0LE/wFE[saga]
2015/03/10(火) 18:24:37.10 ID:i3dNsGRM0

まこ「ぐっ……そういうわけか……カッカッカッ……ロシア人はやはり狡猾じゃな……勉強になるのぉ」

ネリー「ロシアじゃなくてサカルトヴェロ人だよ!なんでもいいつけてね、部長!」

明華(でも先にレギュラーに選ばれた私の優位は動きません……ただネリーに対しては慎重にならなくてはいけませんね)

明華(少しでも隙を見せたら漬け込んでくる……それが彼女の強さ……お国柄でしょうか?)

まこ「じゃあ、部活を始めるかの」

ハオ「あの、私は……」

京太郎「ハオちゃんは俺と……ちょっと隣の部屋に行こうか」グイッ

そう言って須賀京太郎はハオ・ホェイユーの腰に手を回した。

ハオ「ちょ、ちょっと……」

薄々私たちは何をこの男にされるのかわかっていた。それが分からないほど初心じゃない。

京太郎係は1ヶ月、男の情婦。負けた私たちの為にある、罰のような係。

男に連れられて部屋を出て行く彼女に私とネリーは目を合わせなかった。ハオは部屋から出て行くまで、私たちの方をじっと見ていた。

優希「さっそく、新しい犬に仕事を与える!」

ネリー「犬ってネリー?」

優希「タコス3つ購買で買ってこい!ダッシュでな!」

久「ジュースも人数分お願いねー、はい、お金」

まこ「それじゃあ最初は1年生3人と……雀さんの4人で打って貰おうかの」

明華「ミョンファでいいです、チェーだとスズメさんになるので」

まこ「ほうか。同じ2年生同士、よろしくな、ミョンファ。ワシもまこでええぞ」

明華「はい、よろしくお願いします、まこさん」

こうして一日の部活動はつつがなく終わった。負けて捕虜扱いだけれども、麻雀を打っている時だけは惨めさを忘れることができた。


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