過去ログ - 弦太朗「俺は全ての艦娘と友達になる男、如月弦太朗だ!!」
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22: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/03/10(火) 20:50:36.48 ID:ntK8vjHb0

「小夜子、桐生さん・・・。俺も・・・」

諦めたかのように橘さんは呟いた。だけどその時、

『Powerdaiser!』

「俺のダチをこれ以上傷つけさせはしねぇ! ライダーロケットパンチ!!」

猛スピードで巨大な黄色い機械と弦太朗さんが駆けつけ、私たちを庇ってくれた。
弦太朗さんがライダーロケットパンチで、ヲ級を殴り飛ばす。

不意打ちを喰らい、ヲ級は砂浜に大きな砂埃を舞い上げて倒れっちゃった。
その隙に黄色いロボットさんがヲ級の脚を掴み、砲丸投げみたいに海へ投げ飛ばしちゃったの。
まるで大きな石を投げた池みたいに、大きな水柱ができた。

「大文字準、ただいま参上!!」

黄色いロボットさんが私たちを助けてくれた。コクピットからガタイの良いお兄さんがこちらに視線を向ける。
キラーン☆ そんな愉快な効果音が似合いそうな流し目ポーズを取った。

「俺達も、忘れないでほしいっすネ!!」

「ライダー部名誉会長、ただいま見参よ!」

「深海棲艦、ちょっといいかも・・・。でも、私の友達に手は出させない!」

いかにもチャラそうな顔をした男の人と、気の強そうなお姉さん、そして暗いオーラを纏った黒服の女の人がそれぞれ武器を携えて現れた。

賢吾さんとユウキさんもそこにいた。その手に食べ物のオモチャみたいな武器を携えて。

早速弦太朗さんは一度変身を解き、橘さんに手を差し出した。

「ったく、橘さんは無茶しすぎだぜ・・・!」

「なに、このくらい、何ともないさ・・・」
ボロボロになりながら橘さんは答え、手を握り返した。

その体は血だらけで、どう見ても重傷そうなのに、まだ立ち上がろうとしていた。

「おっ、なんか弦太朗さんたちの卒業式を思い出しますねぇ!」とチャラ男さん。

「そう言えばアレ、アルゴ・ゾディアーツに似てるかも・・・」黒服のお姉さんが呟いた。
ヲ級は怒りに燃えて吠え出した。

「ギザマルゥァ・・・ナンニヴォノドゥア・・・!!」

「人類の自由と平和を守る部活、仮面ライダー部!!・・・のOBとOGよ!!」
気の強そうな女性が堂々と叫んだ。


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