過去ログ - 弦太朗「俺は全ての艦娘と友達になる男、如月弦太朗だ!!」
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29: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/03/10(火) 21:04:14.22 ID:hNjbyQ7T0
「ツベタイ・・・ガラダガウゴガナイ・・・!」

「よし! 動きを封じたら、頭部の中心にリミットブレイクを叩き込むんだ!!」と賢吾さん。

「カテゴリーキング、力を借りるぞ・・・!」
『Evolution』
ギャレンがクワガタのカードを取り出し、銃に読み込ませる音が聞こえた。
でも、一見するとどうにもなっていないようだけど。一体何の意味があったんだろう?

「準備はできた! 行くぞフォーゼ!」

「あぁ、ギャレン先輩!!」
フォーゼはスイッチを入れ替えてレバーを引き、ギャレンは3枚のカードを銃に読み込ませた。

『Rocket,Drill,On』『LimitBreak!!』

『Drop,Fire,Gemini,Burningdivide!!!』
その直後、ギャレンの背後に三枚のカードが並び立った。鯨が踊り、蛍が燃え上がり、縞馬が分身する。

フォーゼはロケットの力で真上に直進し、ギャレンも同じくらいの高さまで飛び上がり、空中で二人に分身しちゃった。

「ダブルライダーバーニングドリルキィック!!」

分身したギャレンとフォーゼが、二人(三人)同時にライダーキックを放ったの!!

ダブルギャレンの炎の蹴り―確か踵落としって言うのよね?―が深海棲艦の頭部にクリーンヒット。
それに加えて、ドリルキックが身体を一気に貫いて穴を開けてゆく。あの堅い巨体があっけなく倒されてしまった。

「凍りついた体に連続で衝撃を浴びせることで、その堅い巨体も脆く崩れやすくなる!」賢吾さんが叫んだ。

その言葉通りだった。

「オノレ・・・オノレ・・・ガメンライダー・・・、ウワァァァァァァァァァァ!!!!」

深海棲艦の体にヒビが入る。堅い鎧が次々と壊れて、砕けてゆく。

やがて、怪物は業火に包まれ、沖合で大爆発を起こした。

「へへっ・・・!」
「・・・」
キックの余波で海中に突っ込んじゃったフォーゼが勝利の喜びを身体で表すようにこちらに腕を大きく振ってきた。

同じく海に浮かんでいたギャレンも控えめなサムズアップを交わしてくれた。

「やったぁぁぁっ!!」
「さっすが弦太朗さんっス!」


口々に勝利を祝い、ライダー部のみんなと一緒に、二人の仮面ライダーに手を振った。

それは勝利を祝う、ささやかな祝福だった。



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