過去ログ - 神さま「すっげーいらない能力をあげる」
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216:名無しNIPPER[saga]
2015/03/23(月) 00:37:15.63 ID:3v5whnnk0
爺「ま、もっと強い奴が現れるのを気長に待つとするかの。幸い戦いに期間は設けられておらん」

男「ちょ、ちょっと待ってくれ!」

爺「ん? まだ用があるのか。気絶させんだけでもありがたいと思え」

男「そうじゃないんだ。爺さんが出会った能力者ってのはどんな奴なんだ?」

金髪「あー、それ私も知りたい!」

女「確かに。教えていただきたいです」

爺「……そうじゃのう。話す分にはタダか」


爺「一週間前の夜じゃった。そいつに出会ったのは」

爺「何食わぬ顔で人を殺しておったよ」

男「?! で、でもそんな事したら誰かに……」

爺「見られて通報、実刑は免れんじゃろうの。実際その現場を見た者はおったが、何食わぬ顔で通り過ぎていきよった」

女「……それが、その人の能力ですか?」

爺「さあのう、ワシが直接戦ったわけでは無いから、そこは分からん。ただ『恐ろしく強い』ぞ、そいつは。お主らをあしらったワシの言葉じゃ、信用せい」

金髪「こっわ!能力者ってそんなガチの奴居るんだ、お爺さん、そいつの特徴は?」


爺「ひとつも思い出せん」


金髪「ええ?!そんだけ見てたなら何かひとつくらい覚えてるでしょ普通!」


爺「ひとつも思い出せんのじゃ。何一つな」


爺「ワシはそれが一番怖い」




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