12: ◆uvZp/3ZLX7k/[saga]
2015/03/11(水) 00:18:43.14 ID:ouptACxF0
 新人P「今は食べたくなくても、ある程度を心がけてご飯を食べる。そしたらそのうち自然とお菓子も食べたくなるよ。三村さんは最近仕事が多いから、それも影響してるのかもね」 
  
 新人P「もし辛かったら、休みとかの調節はするから遠慮なく俺に言ってね」 
  
 かな子「はい……ありがとうございます。でもお仕事は今のままで大丈夫です。頑張りますから」 
13: ◆uvZp/3ZLX7k/[saga]
2015/03/11(水) 00:20:16.11 ID:ouptACxF0
 かな子「……でも」 
  
 新人P「ん?」 
  
 かな子「もしお菓子が食べたくなっても……前ほど美味しく感じないかもです」 
14: ◆uvZp/3ZLX7k/[saga]
2015/03/11(水) 00:21:21.75 ID:ouptACxF0
 武内P「……多感な時期です。三村さん自身、何か答えが出てないのかもしれません」 
  
 新人P「……やっぱり俺が全員のプロデュース担当になったからかなぁ……」 
  
 武内P「そ、そういうことではないと思います。まだ日が浅いですから、すぐには受け入れられないのでしょう」 
15: ◆uvZp/3ZLX7k/[saga]
2015/03/11(水) 00:25:41.20 ID:ouptACxF0
 武内P「……次に行きましょう。まずは話す機会を増やすべきです。私もそう教えられましたから」 
  
 新人P「ウィッス」 
  
  
16: ◆uvZp/3ZLX7k/[saga]
2015/03/11(水) 00:28:12.37 ID:ouptACxF0
 楓「……」ボー 
  
 新人P「あ……失礼します、高垣さん」 
  
 楓「! ……プロデューサーさん、どうも」 
17: ◆uvZp/3ZLX7k/[saga]
2015/03/11(水) 00:29:23.78 ID:ouptACxF0
 新人P「……ええと、先日撮った温泉ロケのブイ、見せていただいたんですがとっても良かったです。あの、艶やかで」 
  
 楓「つややかでー」 
  
 新人P「……少し憂いを帯びた表情で」 
18: ◆uvZp/3ZLX7k/[saga]
2015/03/11(水) 00:32:24.74 ID:ouptACxF0
 楓「……プロデューサーさん、私、憂いた顔をしてたんですか?」 
  
 新人P「へ? ええ、まぁ少し……大人の魅力な感じで先方にも好評でしたが」 
  
 楓「……そうですか」 
19: ◆uvZp/3ZLX7k/[saga]
2015/03/11(水) 00:34:28.28 ID:ouptACxF0
 楓「私、意識してそんな表情してないんですよ」 
  
 新人P「……どういうことですか?」 
  
 楓「私にも分かりません。偶然でしょうけど……そう、偶然」 
20: ◆uvZp/3ZLX7k/[saga]
2015/03/11(水) 00:35:25.76 ID:ouptACxF0
 新人P「……高垣さん。確かに俺はまだ変わったばかりです。ですが、俺は俺なりに武内先輩のように一生懸命頑張ります! 今はまだ口だけのように聞こえますが、必ずあなたに信頼されるようなプロデューサーになります!」 
  
 楓「……もちろん、私はプロデューサーさんのことを信頼します。ただ、今はすぐに心が切り替わらないんです」 
  
 武内P (……駄洒落が一度も出ない……) 
21: ◆uvZp/3ZLX7k/[saga]
2015/03/11(水) 00:37:04.10 ID:ouptACxF0
 楓「あ、すみません。レッスンの時間なので……」 
  
 新人P「は、はい。頑張ってください」 
  
 楓「……プロデューサー、心配しなくても、貴方は貴方ですからね? 私達のプロデューサーです」カツカツ… 
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