過去ログ - モバP「事務所に帰ると必ずアイドルが死んだふりをしている」
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26:名無しNIPPER[sage]
2015/03/17(火) 21:56:43.31 ID:Bu/N2wbA0
ちひろ「――どうでした、彼女たちのPVは?」

幸子「……圧巻、ですね」

ちひろ「さっきも言った通り、この子たちがうちの新鋭グループ、ダークイルミネイト……始まって間もないユニットですが独特の雰囲気で既に多くのファンを獲得しています。
そしてこの子たち、ピンキーキュートは彼女たちよりも前に発足したうちの最初のアイドルグループですが、高い安定感で今も尚風化することなく活動しています。
色々なイベントに呼ばれたり、ユニットでオリジナルドラマを作られたり、多くの方々に愛されている存在です」

幸子「歌っている人などの詳しい名前とかは知りませんでしたが、さっきの曲も、いくつか聴いたことがあるものがありました」

ちひろ「でしょうね。色々なところで親しまれてるようで、とてもありがたいことです」

幸子「すみません、ボク、あまり芸能関係のテレビや雑誌を見ないので」

ちひろ「いえいえ、興味がない方には理解できない世界ですから。でも、これからは幸子ちゃんがその役を担うんですよ。日常で、雑踏で、直ぐに忘れてもしまうかもしれないけれど、しっかりと心に残るような、そんな存在に」

幸子「……はい!必ずこの人たち全員を追い抜いて直ぐにこのボクがトップアイドルに君臨してみせます!残念ながら彼女たちはボクの心の片隅にしか引っかかりませんでしたが
必ずボクは老若男女問わず脳の奥底の深いその人たらしめる魂の部分にボクという存在で刷り込んで四六時中二十四時間三百六十五日!ボクのことだけを考えるくらい骨抜きにして
あげましょう!あぁ……生きている、いや死して尚ボクの威光に魂を穢れから護られるなんてやっぱりボクこそが地上に舞い降りた天使だったんですね……!」

ちひろ「(彼女、ミュージカルの方が似合ってるんじゃないのかしら)」

ガチャッ

小梅「……おは……よう……ござ……います」ドンヨリ

ちひろ「あら、小梅ちゃん。おはようございます」

幸子「あっ、おはようございます。正式にこの事務所のお世話になりました。改めてよろしくお願いします」ペコッ

小梅「あっ……はい……よろしく、お願い……します」ペタリ

幸子「!? だ、大丈夫ですか?」ダッ

小梅「うっ、うん……太陽が……煩わしい、ね」

幸子「太陽? 確かに今日は日差しが強いですね。まるで太陽もボクのデビューを祝福しているようです」

ちひろ「(笑っちゃダメなのかなぁ)」


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