40:名無しNIPPER[saga]
2015/03/12(木) 00:42:59.89 ID:QTKF29XSo
P「楓さん?」
彼は通りを指さした。
「タクシー、ありました。」
近づくと、後部座席のドアが開いた。
「では、……また、」
電話します、と口だけを動かした。
私も静かに頷いた。
ドアが閉まる。運転手に家の近くの住所を伝えた。右にウインカーを切って、車の流れに紛れ込んだ。
リアガラスから遠ざかる彼を、交差点で左折するまで見つめていた。
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