過去ログ - 【モバマスss】湯川学「アイドルか。実に興味深い」
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9:名無しNIPPER[saga]
2015/03/11(水) 17:17:44.00 ID:REE9KHnk0
__事務所

P「じゃあ、その日はお前たちも美術館にいたんだな」

確認するように彼は問う。

晶葉「ああ。ファンからの贈り物にその日の美術館のチケットがあってな。頼子の気分転換になると思って私が誘ったんだ」

P「で、その日は見学だけでなく、本来見れない美術館の裏側も見せてもらっていた、と」

頼子「…はい。学芸員さんが、久しぶりに見ていかないか、とおっしゃっていたので…」

青ざめた表情の彼女が答える。

P「それで二人に事件のことで何か気になるところがなかった聞きに来たと。そういうことですか?」

隣に座っていた二人を見ていた彼が、視線を正面に戻す。

内海「はい。そういうことです」

今まで黙っていた女性が、初めて声を上げた。

正面に座っていたのは、二人組の刑事。
いや、一人は確かに刑事だが、もう一人は違う。

早苗「頼子ちゃん。この人は私の昔の職場の後輩なの。だからあまり気負わなくていいわよ」

パンツスーツ姿の女性の方を見ながら言う。
凛々しい整った顔立ちに後ろでまとめた長い黒髪の女性。手には手帳とペンを持っている。

晶葉「こちらは湯川先生。物理学の権威だ。最近は警察の捜査協力をしてらっしゃる」

こちらも、もう一人の男を見ながら話す。
長身と、精悍な顔立ち。科学者とのことだったが、スポーツでもしているのだろうか。体はシャツ越しにもわかるほど引き締まっており、肌は浅黒く日焼けしていた。

P「正直、今頼子の体調は優れているとは言い難いので…、自分としては遠慮させていただきたかったんですけど……」

ここで再び横へ視線を向ける。

頼子「いえ…。大丈夫です」

彼女は首を振る。



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