過去ログ - 提督「提督座談会第２会場」【参加型安価】 -SS速報VIP

過去ログ - 提督「提督座談会第２会場」【参加型安価】

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900: ◆4RURkOYFQw[saga]
2015/04/20(月) 15:32:10.87 ID:uZ5NT522O
【戦後70年を経て】

提督「じゃあ行ってくるよ父さん母さん」

父「お前も今日からとうとう提督か……」

母「無理はしないでね」

提督「うん分かってる、じいちゃんにもよろしく」

じいちゃん「待て待たんか全く」ｽﾀｽﾀ

提督「あれ？じいちゃん？」

父「父さん起きて大丈夫なのか？」

じいちゃん「ふん大丈夫に決まっとろうが、……コレを持って行きなさい」

提督「え？これって！じいちゃんの！」

じいちゃん「うむ、わしが海軍に居た頃に貰った勲章じゃ」

提督「でもこれってじいちゃんの宝物なんじゃ」

じいちゃん「老い先短いわしが持つよりも、お前が持っとる方がいい」

提督「でも」

じいちゃん「いいか？これはただの勲章じゃない、これにはわしの誇りや熱意がたっぷり詰まっとる、わしだけじゃない仲間たちのもじゃ」

提督「誇りや熱意……」

じいちゃん「お前に何かあったとき、部下達が危ない時、きっとコイツがお前たちを護ってくれる、御守り代わりじゃ」

提督「じいちゃん……ありがとう、行ってくるよ！」

じいちゃん「うむ、無事に帰ってこい」

　ーーーーー

提督「……」

五月雨「失礼します提督」ｺﾝｺﾝｶﾞﾁｬ

提督「ああ五月雨、そっちは？」

五月雨「はい全部終わりました、提督はあれ？それなんですか？」

提督「これか？これはとても大切な物さ、誇りと熱意の詰まった御守りなんだ」

五月雨「御守り……ですか？」

提督「そう……今でも俺を見守ってくれてるよきっと」

五月雨「提督……」

提督「さて！執務室もこれで終わりだ、五月雨……ずっと秘書艦として俺を支えてくれてありがとう」

五月雨「いえそんな！私の方こそ提督にいっぱい助けてもらいましたから」

提督「……五月雨、提督としての最後の命令だ」

五月雨「はい！」

提督「この平和になった世界を、俺と共に満喫し幸せになれ！」

五月雨「はい！」

提督「……ははっ何やってんだかな俺、さぁ行こうか五月雨」

五月雨「はい提督……いえあなた」

男「……なんか照れるな」

男（……いつか俺もコイツを子や孫に渡す時がくるのかもな）

じいちゃんの勲章「……」

提督の勲章「……」

　艦！

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