過去ログ - 【安価】京太郎「スパロボ学園だ!」煌「でも、今はいる」【パート16】
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656: ◆3jlGSb6oVpwG[saga]
2015/03/15(日) 02:44:01.28 ID:eySJ/AZQ0


葵「っ……」


その眼に映るのは真夏の夜の月光

視線を下げればそこには屋上が視界に映る

そして柵に手をかけている京太郎が自分の方を向いており、笑みを浮かべた


葵(やっぱり……ダメだよ)


何度言われても心はどうにもならない、だからこそ去ろうと思ったが京太郎が笑みを浮かべたまま言う


京太郎「月が綺麗ですね」


葵「―――ッ!」


きっと彼はその言葉の意味をわかっていない。わかっていないのにそんなことを言ったのか、どうせどっかで見たフレーズとかだ

それをわかっている。他意なんてないなどわかっている

諦めようとした。やっぱり無理だと思った―――だが、無理だった


葵(君を諦めるなんて、私には―――無理だよっ!)


駆けだした葵に、驚いた表情の京太郎

そのまま葵は京太郎へと駆け寄って、その顔に手をそえると唇を添える

彼が彼とは違うことはわかっているのに、それでも彼は彼で、自分が愛した須賀京太郎なのだ


京太郎「んむっ!?」


カランッ




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