過去ログ - 【安価】京太郎「スパロボ学園だ!」煌「でも、今はいる」【パート16】
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[saga]
2015/03/16(月) 00:04:37.99 ID:uscf9RB40
ベッドに倒れた京太郎、葵はシャツのボタンをきっちりしめて、スカートを直すとそこに立つ内木一太を睨んだ
お楽しみを邪魔されたとかはどうでも良い……いややっぱりどうでも良くないので一太と深堀純代を睨む葵
とりあえず、京太郎はそのまま寝られても困る
葵「シーツとか、変えなきゃだし……」ギロッ
一太「怖い顔しないでくれ、彼はボクが責任とって運ぶさ……正直君とやりあいたくはないし、ともかく色々と良いたいことがある」
葵「なに……?」
一太「あとは君次第、それですべてが終わる……」
葵「え?」
純代「繰り返せない、繰り返させない、次元にドリルで穴を開けてそれから修復、他のところから正しい因果を貴方によせて、間違った因果を間違った因果にあてはめた」
一太「色々と忙しかったんだよ、君たちにとって一瞬でもこっちにとってはどんなに時間がかかったことか」
京太郎「んぅ……」zzz
一太「ともかくだ、これで終わりなんだよ。君の分岐は……そのまま須賀君とつながれば、一緒になれれば、結ばれればおしまいだ」
葵「え、ならこのまま京太郎と結ばれなかったら」
一太「その通り、君はまた須賀京太郎と新しくはじめられる」
葵「……そっか、時は動き出せる。京太郎と一緒になれば」
純代「そして、貴女は最後を迎えられる」
葵「っ……」
一太「そこは好きにすればいい。だけどもう君は、あと一歩で自由になれる」
葵「わかんないよ、京太郎が居間みたいに勢いだけじゃなくて……私を好きになってくれる保証なんて」
一太「それこそわからない、とりあえず彼をつれていくよ……あとなにが見えてもボクはちょっともなにも思わないから気にしないでくれ」
京太郎をお姫様抱っこして内木一太は部屋を出ていく
純代もそれに続いて出ていくが、部屋に残された葵は片手で頭を押さえた
京太郎からプレゼントされたヘアピンに軽く手を触れる
葵「……最後、か」
ようやく訪れた、念願の時が目の前に迫っているのに彼女の表情は晴れていなかった
どこか、迷った表情のまま彼女はバスルームへと向かう
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