94:名無しNIPPER[saga]
2015/03/16(月) 00:04:31.40 ID:RRC7yAfU0
咲「私は…清澄に入るまで、麻雀が嫌いでした」
玄「………どうして?」
咲「元々宮永家では、家族麻雀でお年玉をやり取りするのが小さい頃からの恒例行事だったんです」
咲「勝っても怒られ、負けても怒られ。…そうして身についたのが、この±0なんです」
玄「そ、それはまたなかなかのなかなかで…」
咲「お姉ちゃんとも仲違いしたまま、清澄高校に入りました」
咲「そこで私は才能を見出され、和ちゃんやみんなと出会い、再び麻雀にのめり込む事となります」
咲「私が再び麻雀に身を投じた理由は、二つ」
咲「一つ、麻雀なら。麻雀を通してなら。お姉ちゃんと会話できる。仲直り出来ると思ったから」
咲「二つ、和ちゃんは。夏のインハイで優勝出来なければ、東京へ越してしまう」
咲「強くなれば。優勝出来れば。姉を。親友を失うことはないと思いました」
玄「………うん」
咲「ですが私の考えは、とても甘かったんです」
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