過去ログ - 【ミリマス】聖母はただ堕ちていく
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10:名無しNIPPER[saga ]
2015/03/14(土) 17:22:29.86 ID:iUBKN6lqO





「突然このような場を作ってしまって迷惑お掛けして申し訳ありません、このみさん」

「いいのよ。あの朋花ちゃんが相談したいと言うのだもの、遠慮しないでちょうだい」


このみさんも仕事終わりで疲れているはずなのに嫌な顔をせず私の相談にのってくれました。色々あるけれどこんな悩みに一番頼れる人です。


「単刀直入に言ってしまいます。私はプロデューサーさんの事が好きです。愛しています」


このみさんは驚いた風に目を瞬かせた。


「意外だったでしょうか」

「いえ、好意を抱いている事はなんとなくだけれども気付いていたわ。直球で言ってきたのは驚いたけど」

「私も少し驚いてます。好きと言うのに全く抵抗が無いことに」

「で、プロデューサーを想いを伝えるにはどうすればいい……って相談ではなさそうね」

「はい実は最近私がおかしいんです」

「おかしいって……?」


このみさんは前屈みになり表情も真剣なものになりました。


「私の中で何かが変わっていくような気がします。子豚ちゃんへの愛が注げなくなってしまっているのです。愛や嫉妬とは違った自分が自分でなくなっていくような塗りつぶされていくようで。」


何を言ってるんだろうと思われたかもしれません。自分自身でもよくわからないのですから。
そんな眉をひそめる内容でもこのみさんは最後まで聞いてくれました。このみさんはいつも相談を受けるとき最後まで耳を貸してくれます。


「……取り敢えず恋愛相談よりは浅い問題じゃないって事はわかったわ」

「このみさんは分かるんですか」


このみさんは前屈みになり表情も真剣なものになりました。


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