過去ログ - 娘「エルフと一秒でも長く居たい」
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1: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/03/14(土) 22:23:12.77 ID:ogzGrS3e0
これはハーフエルフの少年と彼に育てられた人間の娘の話
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2: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/03/14(土) 22:26:03.38 ID:ogzGrS3e0
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3: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/03/14(土) 22:26:55.14 ID:ogzGrS3e0
○街角
娘友「あーあ、なんで登校日なんてあるのかな。 害悪いがいの何物でもないわ」
娘「ほんと、特に授業があるわけでもないのにね」
4: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/03/14(土) 22:27:36.82 ID:ogzGrS3e0
娘友「へょ!! なにそれ、初耳よ」
娘「そりゃ聞かれなかったもの」
娘友「どうなったの、なんでわかれたの、どこまでいったの、キリキリ白状しやがれ! てやんでぇいべらんめぇ!!」
5: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/03/14(土) 22:28:08.57 ID:ogzGrS3e0
娘友「ふーん、ホントー?」
娘「なによ」
娘友「あたしたちの友情に誓って嘘偽りはないわね」
6: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/03/14(土) 22:29:08.91 ID:ogzGrS3e0
娘友「アレー! 女騎士さんなんでこんなところに!?」
娘「女騎士さん。 お久しぶりです」
娘友「王女は元気?」
7: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/03/14(土) 22:30:06.61 ID:ogzGrS3e0
○少年エルフの喫茶店
男「ふー、こんな日に巡回なんてやってられないな」
少年エルフ「そんなこと言ってまたサボって。 また副隊長に怒られない?」
8: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/03/14(土) 22:31:13.33 ID:ogzGrS3e0
少年エルフ「あ、いらっしゃい。 娘もおかえり」
娘「男と女騎士って知り合いだったの?」
少年エルフ「僕も知らないけど……、いくらなんでもそろそろ止めないと」
9: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/03/14(土) 22:32:28.17 ID:ogzGrS3e0
◯
男「で、要件はなんだ? まさか俺を殴りに来ただけじゃないよな」
女騎士「殴ったのは分隊長がお前だったからだ。 まったく、巡回中だからとさんざん探したあげくサボタージュ中とは、だいたいお前は昔から……」
10: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/03/14(土) 22:33:35.63 ID:ogzGrS3e0
女騎士「最近妙な事件が増えたと思わないか?」
男「そうだな、最近は動物の狂暴化や魔物の異常発生。 他にも例のゴブリン騒動やらで大忙しだよ」
女騎士「王都としてはあれは異常発生した奇形の猿の群ということになっている。 ただこちらでも奇妙な事件や事故が相次いでいる。 怪しい商品、都市伝説、残忍な犯行、そしてこの前は化物に王女を誘拐されかけた」
11: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/03/14(土) 22:35:58.69 ID:ogzGrS3e0
女騎士「これを見てくれ」バサッ
少年エルフ「このあたりの地図だね」
娘友「この日付は? あちこちにあるけど」
12: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/03/14(土) 22:37:13.69 ID:ogzGrS3e0
女騎士「……王女はこのことを王や兵長にも申し入れたが聞き入れてもらえなかったのだ。 だから独断で私に調べてこいとおっしゃったのだ」
男「そりゃあご苦労なことで」
女騎士「だから誰のせいだと! しかし最近の事件には私も気になるから同意したのだ」
13: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/03/14(土) 22:38:11.02 ID:ogzGrS3e0
娘「なんでよ」
少年エルフ「ただの調査なんだから。 課題もあるでしょ?」
娘「課題は終わってるわ、それにまたゴブリンとかが出たら」
14: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/03/14(土) 22:39:05.84 ID:ogzGrS3e0
○翌日、山道入口
馬に乗った女騎士たちが山道にさしかかる。
男「ようやく、入り口に入ったな。 エルフ疲れてないか」
15: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/03/14(土) 22:40:27.11 ID:ogzGrS3e0
◯山道
女騎士「これで最後だ!」ズバッ
大トカゲを倒した。
16: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/03/14(土) 22:41:42.77 ID:ogzGrS3e0
◯
娘と男子が馬に乗っている。
ピコーンピコーン
17: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/03/14(土) 22:42:56.13 ID:ogzGrS3e0
◯泉のほとり
女兵士「ん〜美味しぃ。 自然の中でたべるとまた格別ですね」モグモグ
男「どこで食べても同じだろ」
18: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/03/14(土) 22:43:48.44 ID:ogzGrS3e0
女騎士「……この森にはエルフ族が居るのか?」
少年エルフ「そうだね、多分いるんじゃないかな」
女騎士「多分とは?」
19: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/03/14(土) 22:45:15.26 ID:ogzGrS3e0
○
娘「動きだしたわ、私たちも休憩はおわりね」
男子「よし、後ろに乗ってくれ」
20: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/03/14(土) 22:46:44.60 ID:ogzGrS3e0
○深い森
少年エルフ「ここから先は僕も行ったことないんだ。 気をつけて」
男「わかった、大丈夫か? 疲れてないか?」
21: ◆VEKixXsFvlSQ[saga]
2015/03/14(土) 22:47:30.76 ID:ogzGrS3e0
○
ピコーンピ―ップツン
娘「あ!? 急いで! 反応がなくなったわ」
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